幸せの青い鳥を探して
開院間近なので、幸せの青い鳥を探して出光カルチャーパークに行ってきました。ターゲットはルリビタキ、オオルリ、コルリの3種です。
公園で、まず出迎えてくれたのはハシブトガラ。よく似た鳥にコガラがいます。見分け方は単純で、コガラよりも嘴が太いのがハシブトガラで、ハシブトガラよりも嘴が細いのがコガラです。しかし両鳥の外見はあまりにも似通っているので見分けるのは難しいです。フィールドでの判別は困難なので、撮った写真を家でじっくり見て、どちらか決めます。
ハシブトガラを威嚇して追い払ったのは、シジュウカラ。
地上ではツグミが餌を探していました。
えざか産婦人科付近でよく見かけるカワラヒワ。正面から見ると悪役っぽい顔です。
えざか産婦人科付近でたまに見かけるシメも見つけました。
青い鳥いました!ルリビタキです、青くないけど。
雌は青くならなくて地味な身なりです。せっかくなので、ルリビタキの雄を撮影したいです。
そんなさなかに上空を一瞬横切ったのはオオジシギでした。一瞬だったのでピントが間に合いませんでした。これも良く似た鳥がいるのですが、生息数、季節、体形、雰囲気から察して、オオジシギです。多分。
シロハラの姿も。例年だとアカハラの個体数が多いのですが、アカハラには出会えませんでした。アカハラといえば、医療業界に長く居ると一通りのハラと出会うことが出来るのですが、それはまた、別のお話。
どこにでもいるスズメですが、こうして見ると茶色のグラデーションがなかなか美しいです。
クロツグミは姿も鳴き声も美しいです。
センダイムシクイ。ムシクイの仲間もよく似た種類が多いです。これは鳴き声で確認したので、間違いなくセンダイムシクイです。
結局、青いルリビタキ(雄)は撮れませんでしたが、クロジがいたので、開院前としては縁起が良いということにしておきます。
その他に今日は、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト、ムクドリ、オオセグロカモメ(?)、ウグイス(?)、ホオジロ系の何か、アオジ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、カササギを見つけました。
そういえば、アオジは青い鳥ではなくて緑の鳥です。鳥業界では、アオジ、アオバト、アオゲラと、名前にアオが付くのはグリーンの鳥が多いです。アオサギは青っぽい灰色。キレイなブルーの鳥はオオルリ、コルリ、ルリビタキといった瑠璃の鳥です。
出光カルチャーパークは、あなどれないバードウォッチングスポットです。過去の実績からすると、オオルリ、コルリ、ノゴマ、コマドリ、キビタキ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、メジロ、マヒワ、ニュウナイスズメ、トラツグミ、アカハラ、マミチャジナイ、コムクドリ、ツツドリ、サンコウチョウ、カケス、モズ、ハヤブサ、アカゲラ、ヤマゲラ、カヤクグリ、イスカ、キジバトなどが現れた場所です。
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