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2022年5月22日 (日)

小樽の老舗和菓子屋「六美」のこと

写真は小樽の老舗和菓子屋「六美」から開業祝にいただいた、通称「たるどら」です。

Rokumi

「六美」の先代社長の時代のことです。国産の小豆の価格が軒並み高騰して、それまで使ってた最高級の小豆だと原価率がヤバくなるという時期がありました。国内の次善、三善となるような高級小豆を買い集めて、それぞれの豆の特性に合わせてレシピを変えた餡の試作と試食を職人さんと共に、何十回も繰り返して(多分、その間のコストと労力と先代社長の血糖値もヤバかったと思います。)、先代が下した決断は、その最高級の小豆を使わなければ出せない味があるので豆は変えない、長年の顧客のために価格転嫁もしないというものでした。その決断の先に、現在の「六美」の姿があります。

最高級、最高級と書いていますが、高ければ良いと短絡的な選択しているわけではなくて、最高級の味を求めたら値段も最高級だったという当たり前の話なだけです。そして最高級の豆を作り続けている農家さんもそれに見合うコストと労力を費やしてブランドの価値を守っているだろうことは容易に想像が付きます。



そんな最高級の小豆を今も変わらずに使い続けている小樽の「六美」、お勧めです。オンラインでも買えますよ。

 

思えば、先代と職人さんとの関係について、職域職権の上下には厳しいけれど、人間としては対等な姿勢を貫いていたと思います。多少の思い出補正はあるかもしれませんが。

 

そういうことで、老舗和菓子屋の精神をこっちでも引き継いで行きたい今日この頃でした。

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